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2025年8月17日 | ブログ記事

地惑巡検のすゝめ

挨拶

初めましての方は初めまして、見覚えのある方はご無沙汰しております。23B生命理工学系の猫柳です。
趣味はソシャゲとお絵描き、睡眠です。
さて今年も始まりました、traP夏のブログリレー!!
部員有志がノリと勢いで好きなことを好きなように語っていく毎夏恒例の企画ですが、今年はその初日担当を務めさせていただきます。よろしくお願いします。

地枠巡検ってなんだ?

本記事では「地惑巡検って科目を履修したんだけど面白いからオススメだぞ!」ということを語っていきます。まずは地枠巡検についての簡単な説明を、と言いたいところですがその前に多少の前提知識をば。ご存じの皆様は本項を読み飛ばしてもらって大丈夫です。

- 前提知識

東京科学大学には幾つかの学院という組織があり、学院の下には学系という部門があります(名前が違うだけで一般的な大学で言う学部学科だと思っていただければ大丈夫です)。
そしてそのなかの一つに「理学院地球惑星科学系」というものがあり、主に地学分野の教育・研究が行われています。
地枠巡検とはその地球惑星科学系(以後「地惑系」と呼称)にて開講されている科目のひとつです。

- 概要

さて、前提知識の開示を済ませたところで地惑巡検という科目の概要に移ります。
地惑巡検は学部2年生以降が履修できる地惑系の科目であり、地学分野に関わる学習を
アメリカ現地に渡って!!!!!!!!!!!!!!!!!
することができます。
もちろん春休みにいきなり渡航して単位がもらえるわけではなく、諸々の手続きや事前学習をしたうえでレポートの提出もあるんですが、それらの事前学習を含めて楽しかったです。
古地磁気学という、地磁気を利用して鉱物の年代や生成場所を推定する学問の第一人者の話を生で聞く機会などはとても貴重です。
そして学習内容が楽しいのは勿論なんですが、それはさておき個人的なおすすめポイントを一言で言うと
格安価格でアメリカの雰囲気を体感できる
ことですね、割と余裕をもってスケジュールが組まれているので四六時中地学漬けになることはなく、余裕を持ってアメリカの雰囲気を味わえます。6日滞在する費用が38万円+飲食費は破格でしょう。

体験記・思い出集

初めて見るエナドリを購入。一缶500mLに300mgもカフェインが入っており(モンスターエナジー355mLのカフェイン量は142mg)、18歳未満は飲めない一品です。これを飲んでから2時間くらい体調が悪かったです。
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ラスベガス空港。カジノがありましたが素通りせざるを得ず、残念ながら旅費を稼ぐ目論見は叶いませんでした。dsc_2531
核実験博物館。核開発の歴史が書かれていましたが、戦勝国の立場で書かれる歴史は味が違って面白かったですね。
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核実験博物館のお土産。不謹慎酒たち。
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宿近くのカジノ。眠かったので入場を断念。
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スーパーマーケットのエナドリコーナー。色とりどりの太くて不健康そうな缶がたくさん。
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デスバレーに向かう最中の景色。地層が露わになった山肌をずっと見ていられます。dsc_2565
デスバレーの塩湖。一帯の地面が全部塩。この地面を舐めてから一日中お腹を壊していました(自業自得)dsc_2602dsc_2600
メテオクレーター。博物館のガイドさんに解説してもらいながら撮影した一枚。想像してたよりもずっと大きかったです。
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メテオクレーター博物館で買ったサメちゃん。ふわふわでかわいい。
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これから3時間かけてグランド・キャニオンを下る直前の絶景。
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ロバのフンがたくさんある道を下ってから見上げるグランド・キャニオン。dsc_2774
本場の最大サイズマック。
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隕石博物館にて。隕石のサンプルたち。
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全部の写真を載せるととんでもなく長くなってしまうのでできるだけ取捨選択しましたが、毎日が思い出の塊でした。
写真に残っていないものだと

おわりに

ここまで拙文を読んでいただきありがとうございました。
実は地惑巡検以外にも地惑系には面白い講義があります。

明日の記事は

Nek0yanag1 icon
この記事を書いた人
Nek0yanag1

えっちだ……///

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