この記事は, 新歓ブログリレー 48 日目の記事です.
はじめに
こんにちは. 24B の Oxojo と申します. 普段は何をやっているのかわかりません.
さて, 人生で一度は海外の専門書を読んでみたいと思うことがあると思います. 専門書だけでなく, 論文みたいなものもそうですし, 雑誌とかを読んでみたいという人もいるのではないでしょうか.
ところが, 海外の専門書はとにかく高い!ただでさえ専門書はとても高い本のカテゴリなのに, 海外の本となるとそれはそれは高いに決まっていますね.
そんなお悩み, なんと学生の特権で解決できます!完全に解決できるわけではないのですが, 大量の海外の専門書を正規の方法で無料で pdf ダウンロードできるサービスが実はあるのです. もちろん, 科学大生のあなたもこの対象に含まれています. というわけで, 今回はそのライフハックを紹介していきたいと思います.
ドコ
そのサービスが, ずばりこちらです!
Springer : https://link.springer.com/
いやいや, ただの Springer のサイトじゃないですか. これのどこが便利なサービスなんでしょう, とお思いの方もいるかもしれません.
Springer とは
そもそも, Springer というものを知らない方もいるかもしれないので, その紹介から.
シュプリンガー・サイエンス・アンド・ビジネス・メディア(英: Springer Science+Business Media, Springer)は、科学(Science)、技術(Technology、工学など)、医学(Medicine)、すなわちSTM関連の書籍、電子書籍、査読済みジャーナルを出版するグローバル企業である。シュプリンガーはまた、"SpringerLink"(「シュプリンガー・リンク」)[4]、"SpringerProtocols"(「シュプリンガー・プロトコル(英語版)」)[5]、"SpringerImages"(「シュプリンガー・イメージ」)[6]、"SpringerMaterials"(「シュプリンガー・マテリアル」)[7]などいくつかの科学データベース・サービスのホスティングも行っている。
Wikipedia さんが説明してくれました. ありがとうございます.
こういう感じの黄色い本などを出している会社ですね. 表紙の右下に Springer のロゴがあります. これに見覚えのある方もいるかもしれません.
Springer の一部の本は無料でもらえる
実は, Springer の一部の本は無料でもらえるんです. これが, 今回紹介するサービスですね.
科学大生のみなさんは, 大学の Wi-Fi に接続できるのを知っている方も多いと思います. ScienceTokyo, ScienceTokyoX の 2 つがありますがどちらでもいいのでつないでみましょう.
そして, 適当に本を調べてみてください. 所々に, Open access (誰でもアクセスできる状態) とは書いてないのになぜか Full access (本の全編を見れる状態) が可能そうな本が見つかりますね...
たとえばこの辺. Mathematical Surprises は, Open access であって, Full access とも書いてあるので, 誰でも見れそうです.
一方, Imagine Math 8 は, Open access とはどこにも書いていません. ただ, 上の方には Full access と書いてあります. 妙だな...
これを開いてみると...
Access provided by Institute of Science Tokyo と書いてあります!つまりこの本は, 学生権限を使って, 正規かつ無料で読める本なんですね. 実際に Download bool PDF を押してみると, 確かにダウンロードできました. すごい!
学生のパワーを使いまくろう!
いかがでしたでしょうか. 学生の力ってすごいですね.
もっと学生の力を行使したい!という方は, 以前 cp20 さんが書いた記事を参考にしてみてください.
明日の担当は @w4ma さんです!