この記事はアドベントカレンダー2024 23日目(広義22日目)の記事です。
はじめに
はじめましての方ははじめまして、23Bの@ueです。traPでは、デザイン面で班を越えて幅広く活動しています。
もともとハンドメイドも趣味の一つで、写真やデザインを使ってアクセサリーやコースターを作っていました。そこでハンドメイドを活かしてなんとかtraPっぽいブログを書けないかと思い、デジタルイラストやロゴを使ったオリジナルのアクスタやコースターを自作する方法をまとめることにしました。
(ハンドメイドのタグが付いたtraPのブログはこれが初らしい)
レジンとは
レジンとは
"Resin(レジン)"は、「樹脂」という意味の英単語です。透明感があり、手軽に扱えることからハンドメイドの材料として人気があります。
ハンドメイドで使われるレジンは、化学反応で硬化する透明な樹脂のことを指します。そのレジンにもいくつか種類がありますが、今回は扱いやすく初心者にもおすすめな「UVレジン」を使います。
UVレジンとは
UVレジンは、UVライトを当てるだけで硬化するレジンです。レジンのなかには硬化に数時間かかることがありますが、UVレジンはライトを当てると数分で硬化するので、短時間で作品を作りたいときに使われます。
つまり、固まる透明な液体です。
材料・道具
- イラストなどの素材
- UVレジン
- UVライト
- レジン用の型(シリコンモールド)
- トップコート
- 爪楊枝
- ハサミ・カッター
作り方
説明はここまでにしてさっそく作っていきましょう!
1.アクスタにする素材を準備する
デジタル創作同好会のブログであることを忘れていませんか?
ということでこのブログで唯一のデジタル創作要素のデジタルイラストを描きましょう!
今回使うのはこれ
描けたらアクスタ・コースターにしたいサイズで普通紙に印刷します。
印刷できたらアクスタ・コースターにしたい部分を切り出します。(この時点で輪郭に沿って切るのもおすすめ)
2.素材にトップコートを塗る
紙に何も手を加えないままレジンに入れると、レジンが紙の繊維にしみこんでしまうため、水にぬれたようなシミができてしまいます。
そのため、耐レジン性をつけるためにトップコートを両面にしっかり塗ります。
塗った反対の面から見て塗りムラがないようにしましょう。このような状態ではまだまだです。
塗れたら完全に乾くまで乾かします。
3.レジンの第一層目を作る
アクスタ・コースターの底面となる部分を作っていきましょう!
シリコンモールドにレジンを気泡ができないように静かに流し込んでいきます。
アクスタ・コースターを好きな形にしたい場合は切りやすいように厚さを1,2ミリ程度にすることがおすすめです。
四角がいい場合は4,5ミリでも大丈夫です。
入れ終わったらレジンを確認します。
おそらく大きめな気泡ができてしまっているため、爪楊枝などでつぶしたり、取り除いたりしてきれいにしましょう。
大きめな気泡を取り除いたらUVライトに1~2分当てて硬化させます。
4.レジンにイラストを入れる
ようやくですがレジンにアクスタ・コースターの素材を入れていきましょう!
3で作ったレジンの上からレジンを少し流し込みます。(薄く延ばしたら全面に広がる程度の量)
流し込んだら絵の下に気泡が入らないように注意して素材を入れていきます。
素材を入れ終わったら上からレジンを流し込んでいきます。
流し込んだら、気泡は爪楊枝でつぶしてUVライトに2~3分当てて硬化させます。
硬化が不十分なら完全に硬化するまで延長します。
完全に硬化できたらシリコンモールドから取り出して完成です!(右は大学内の紅葉の写真)
5.+α
硬化できたらほとんど完成なのですが+αを少しだけ
- 好きな形にするために薄く作った場合は、ハサミやカッターなどで好きな形に切りましょう!切った後、上からレジンを塗って硬化させることを何度も繰り返すことで好きな厚さにできます!
- シリコンフレームから取り出した後、レジンの表面張力が働くようにレジンを流し入れるとぷっくり膨らんだような見た目になります!
- 小さめに作って上部に穴をつくるとアクセサリーにもなります!
- レジンを入れるときにビーズやパウダーなどを入れることもできます!
終わりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
今回はレジンでオリジナルアクスタ・コースターの作り方をまとめました。
みなさんもレジンでオリジナルアクスタ・コースターを作ってみてはどうでしょうか。
自分はアクスタよりコースターの方が実用的で好きなのでコースターがおすすめです!