概要
2024/07/05に行われたICPC国内予選にWADATSUMIで出場し、ABCDFG6完21位(学内4位)だった。
通常の選抜ルールだと予選落ちになるけど、今年の東工大はホスト校なので……?
チーム
traPでICPCの参加を希望すると、自分でメンバーを集めなくても参加者がいい感じに振り分けられてチームが作られます。今回作られたWADATSUMIのメンバーはこちらになります。
- Nzt3(私): C++使い 23B
- Rice_tawara459: Python使い 22B
- Sotatsu: Python使い 22B
使用言語は統一されていませんが、いい感じのメンバーですね。
今年は東工大から29チームが参加したらしいです。超巨大競プロ大学です。
練習など
Python使いが2人もいるので序盤の簡単な問題は全てPythonに任せればいいですね。ライブラリの事前準備が可能なのでそれもPythonに任せましょう。C++は速度が必要なときだけ使えば良いです。
あれ?C++使いの存在意義が愚直高速化だけになっちゃいましたね。言語以外の強みでチームに貢献していきましょう。
東工大チームは演習室を借りて出場していました。2部屋借りてどちらも満席だったらしいです。参加者が多くて非常に良いですね。
リハーサル
本番のジャッジの仕様を確かめる貴重なチャンスです。考えうる全ての行動を試してみましょう。
やったこと
- テストケースをダウンロードして6分以内にWA→ACを出す
- 普通にACになった やったね
- テストケース4つ全て時間切れにする
- 3つ目のAC時点で警告を出してくれてありがたいね
- BAD NEWS
- program file と answer file を入れ替えて提出する
#include
が含まれていれば判定してノーペナにしてくれる- 実は、行頭じゃないと
#include
が含まれていてもWAでペナがつく - 実は、行頭でも
#include
がファイルの先頭から8192文字目までに収まっていないとWAでペナがつく
- program file として実行ファイルを提出する
- Binary fileだと教えてくれてノーペナ
- answer file として提出したら普通にWAになった そんな……
やってないこと
今考えるとやっておけば面白かったと思うものがいくつかありますね。
- UTF-16とか変な文字コードで提出する
- これは部内ジャッジで1回やらかしている
- 空ファイルを提出する
- ギリギリ実際に起こりうるミスなので試しておいたほうが良いです
競技開始前
実況配信をやるという話を聞きました。面白そうですね。
競技本番
ABC
Python使いの2人が全てを解きます。Nzt3は方針を聞いて「正しい」と言うだけです。
C問題をSotatsuが数式一発で通していて非常に早かったです。
D
まだ問題の印刷は届きません。
Dを読むと、くらいのグリッド上でBFSをしてループ検知をすれば良いことがわかります。実装はRice_tawara459に投げます。
Dが爆速で通ります。4完が爆速で非常に偉いです。
実況配信の該当部分
~
Eを解きます。端が同じ色の場合は自明なので違う色の場合の構築だけ考えます。
「右端と同じ色の最も左端のもの」と「左端と同じ色の最も右端のもの」が分かれば端を埋められますね。じゃあそれを埋めれば内側は適当に埋められるんじゃないですか?
→ WA。
FG
Eをバグらせている間にSotatsuがFを解いたらしいです。
Rice_tawara459がGも解いたらしいです。
Sotatsuにパソコンを渡します。
Fがバグっているらしいです。
Rice_tawara459にパソコンが渡され、Gが通されます。
Sotatsu,Nzt3でFを考え直し、方針が立ちます。Sotatsuが実装し、通ります。
終了まで
Eにすごい実装ミスがあったので修正しますが、通りません。
コンテスト終了です。
コンテスト終了後
E通らなかったから負けてる気がする。順位表見たくないよ〜。
→ 見ないということはできないので、見ます。 21位。Eが通せたらな〜。
感想戦
Eの方針が間違っていたらしい。終わりです。
結果
FGが通ったおかげで学内4位にはなっています。ありがとう!
東工大から、 AMATSUKAZE が優勝していました。凄すぎる。
Bocchi The Tech と zer0shiki が10位以内に入っていて、すごいです。
東工大29チーム全部正解を出していてすごい。
全チーム合わせると東工大で118完らしいです。大学対抗プログラミングコンテストなんだから大学ごとに競うべきですよね!みなさんも東工大と勝負![1]
撤収
帰ろうとすると、北の空が光りました。栃木でゲリラ豪雨があり、その雷の光が大岡山まで届いたようです。怖いですね。[2]