はじめに

こんにちは21Bのsaitenです. 入学式なども終わり, 知り合いも何人かできたと思います. そろそろサークルを探す頃合いではないかと思うのですがサークルの先輩には稀によく特定のOS教団の信者がいます. たとえば一般的なUbuntu信者は穏健ですが,  Nix教団やArch Linux教団, Chrome OS教団などは勢力拡大の機会を虎視眈々と狙っています.   しかし, 勧められるがままに使い慣れていないOSを入れても使い慣れず悲しい思いするかもしれません. そこでデュアルブート (Wikipedia先生によると正式名称はマルチブート) が登場します.

一般的なマルチブートの利点と欠点

マルチブートとは一般的に複数のOSを同じコンピュータ上で立ち上げることを指します. これをすると新しいOSを保持したまま他のOSを試したり, 複数のOSを使うためにPCを複数台持ち歩く必要がなくなります. しかしマルチブートは危険です. 第二, 第三のOSを入れる際にPCのブートローダと呼ばれるOSを起動するための領域を吹き飛ばしてしまうことやほかのOSを爆破した際の影響が思わぬ箇所に及ぶことがあります.

例えば...

外付けSSDによるマルチブートについて

こうした問題は外付けSSDを用いることで解決することができます. たとえ, なんらかの破壊を外付けSSD上のOSに対して行ってもPC本体への被害は最小限に抑えられることが期待できます. また, 副次的な利点として外付けSSDだけで完結しているので自分用のPC環境を楽に持ち運んだり, 目的に応じて使用するPC(物理)を変更できます. しかし, 外付けSSD特有の問題点もあります. 一つ目は外付けSSDが稀によく抜けます. 抜けるとOSにダメージが入る可能性があり, 悲しい気持ちになります. これを防ぐためにはできるだけ小さい外付けSSDを使うことがおすすめです(これとか). それでも抜けるときは抜けます諦めましょう. 2つ目は, 使用するPCを変えた際にハード構成が大きく異なる (グラフィックボードの有無など) とつかなくなることがあります. だいたいセーフモードで起動してドライバを再インストールすれば直ります.

簡単な手順

Ubuntuの場合の外付けSSDによるマルチブートを行う簡単な手順です.

1. インストールメディアを作る(一般的なマルチブート同じです).
2. 外付けSSDを用意する.
3. Ubuntuを外付けSSDに入れる(誤ってほかのディスクに入れないように気を付けてください).
4. UbuntuにGrubを入れる(大抵外付けではなく内蔵のディスクにブートローダが入ってしまうため).
5. 内臓のディスクからUbuntuのGrubを消す.

Tips

• Ubuntuの場合, Discordなどはsnapで入れるとバージョン管理や自動更新が楽.
• Bluetooth とかペアリング情報を移す (同じペアリング情報を使うようにする)  と再接続の手間が省けて便利です.

終わりに

マルチブート最高, マルチブート最高, お前もマルチブート最高と叫びなさい!
画像の出典は です. ありがとうございました.
明日は さんです. お楽しみに.