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2015年12月8日 | ブログ記事

カラオケ スコアラー 入門 (DAM)

カラオケって楽しいですよね!!
最近のカラオケには採点ゲームなどがついてさらに楽しい!! (^^
でも、せっかく楽しく歌い切ったのに、点数が低くてガッカリ…。
そこで、カラオケで点数を取る方法について書こうと思います!!

1. カラオケ機種と採点機能について

現在主流なのは JOYSOUND と DAM でしょうか。UGA に関しては「JOYSOUND f1」という機種で JOYSOUND と統合されたため、ここでは省略します。
以下、機種名の一部であるものを除いて、JOYSOUND を JOY と表記します。

今年 (2015年) に入って、JOYSOUND も DAM も新機種が出ました (^^

**機種 ※1** **採点ゲーム ※2**
JOY JOYSOUND f1 分析採点III
JOYSOUND MAX 分析採点マスター
DAM LIVE DAM 精密採点DX
LIVE DAM STADIUM 精密採点DX-G
**※1** : 現在 (2015/12/05) 出回っている機種のうち、JOY と DAM のそれぞれ新しい 2 つの機種を挙げました。店によってはもっと古い機種があるかもしれません (^^; **※2** : ここで挙げた以外にも多くの採点ゲーム (全国採点, ランキングバトル など) が搭載されていますが、今回は省略します。

同じ歌い方で全ての機種で点数が出れば苦労しないのですが、やはり機械なのでそうはいきません。(実際に歌が上手ければ点数が出るというわけではありません)
また、JOY では有料会員でないと点数を 1 件しか保存できなかったり、同じ「分析採点III」という名前のまま、採点方法が変更になったりして、採点方式の解析が進んでいません。そこで、この記事では DAM の 精密採点DX, 精密採点DX-G について書くことにします (^^;

1.1. LIVE DAM / LIVE DAM STADIUM の設定

実は、カラオケの機械の設定を変更するだけで点数アップする可能性があります (^^

1.1.1. エコー0

音程を聞き取りやすくするためにエコーを切ります

1.1.2. マイク感度のチェック

場合によっては、マイク感度が低く設定されていてうまく音を拾ってくれなかったり、高く設定されていてハウリングを起こしたりします (^^;
カラオケ部屋に入ったら必ずチェックしましょう。
目盛りは中央少し左に合わせるのが普通のようです。

無線マイクの場合は受信機、自分で有線マイクを使用する場合は内部つまみ (詳細は後述の参考を参照) をいじります。

無線マイクの受信機 一例
DSC_0624

1.1.3. パワーボイス・シャープネスの設定

パワーボイス 10 シャープネス 8 というのが良いらしいです。カラオケ スコアラー の間では常識と化していて、誰に最初に言い出したのかは謎です (^^;

1.1.4. 具体的な設定の仕方

LIVE DAM と LIVE DAM STADIUM で若干やり方違いますが、基本的にやりたい事は一緒です。
本当は写真を乗せたかったのですが、今手元にないので、画像付きで分かりやすいサイトを載せておきます、

参考 : 得点アップの事前準備|ごまだんご☆のカラオケブログ (外部リンク, LIVE DAM での設定方法)
参考 : LIVE DAM STADIUM マイク入力とボーカルプロセッサの設定 | LIVE DAM&JOYSOUND f1&MAX奮闘日記 (外部リンク, LIVE DAM STADIUM での設定方法)

2. カラオケに便利なサイト

「DAM★とも」に登録し、カラオケで歌うときにログインすれば、自動で点数や詳細情報を 200件 まで保存してくれます (^^
もちろんそれ以外の素晴らしい機能があるのですが、ここでは点数アップのことだけを考えているのでスルーします。

「精密集計DX」は、「DAM★とも」から歌唱履歴を取得し、公式サイトでは見れないさらに細かなデータを見たり、自分の加商データを分析したり、他の人のデータの平均値と比較したりできる、大変便利なサイトです! (^^

どちらも登録することをオススメします!!

3. 精密採点DX / DX-G について

精密採点DX と DX-G はどちらも以下の項目を基に採点されます。

それぞれ 100 点満点で評価され、それを基に総合点が算出されます。
やみくもに全ての項目の点を挙げようとしても難しいので、1項目ずつ点数を上げることを考えます。

3.1. リズム

この項目は割と誰でも高得点が取れるので説明するほどではないかもしれませんが一応念のため、
本来のリズムより早い (走り) より、本来のリズムより遅い (タメ) のほうが減点が少ないので、万一タイミングが分からなくなっても無理に合わせようとして早くなってしまうより、ちゃんとメロディーが聞こえてからそれに合わせるほうが良いです (^^

**走った場合、大きく減点される** **タメは減点が少ない**
![03.01.rhythm_hashiri](/content/images/2015/12/03.01.rhythm_hashiri.png) ![03.01.rhythm_tamei](/content/images/2015/12/03.01.rhythm_tamei.png)

3.2. 表現力 を上げる

「表現力」は初心者でも最も伸ばせる項目なので、まずは「表現力」を練習します。

表現力」は、抑揚・しゃくり・こぶし・フォールの 4つの項目で採点されますが、ほとんど抑揚だけで点が稼げます
一般に「しゃくりを入れまくればよい」とか言われますが、あれはウソです。どんなにしゃくりを入れても、総合点には 0.5 点程度しか響きません ※1。しゃくりの練習は後回しです。

※1 : 精密集計調べ : 精密採点DXのコツ~カラオケで高得点を取るために~ (外部リンク)

実は、抑揚は、マイクワークをするだけで高評価が得られます。
具体的には、採点画面の 1・2 ページ周期で、マイクを離す・近づけるを繰り返します。ただ、離しすぎたり急に離したりすると音を拾ってくれなくなり、他の項目に悪影響します。また、慣れないと、歌いながらマイクを意図的な位置に持ってくるのが意外と難しいです (^^;
無意識のうちにマイクを動かし、安定して 抑揚 が 9/10 ~ 10/10 取れるようになるのが理想です。そうなれば、抑揚だけで表現力 92/100 ぐらいが取れるようになります (^^

3.2.1. おまけ : 抑揚のパターン化

テキトーにマイク離したり近づけたりしても点数は稼げますが、さすがにテキトーすぎると気持ち悪いですよね…。
と言うわけで、なるべく自然に聞こえるようにしつつ、採点にもウケる方法を考えてみました (^^

音程が一番高いところだけマイクを近づけ、それ以外は離しっぱなしにするスコアラーの人が多いのですが、さすがにそれだけだと不自然なので、メロディーが全体的に上がってきているなと言う所はだんだん大きく、下がってきている所は小さくしていく、という風にパターン化を行い、それをじゅず繋ぎにしていきます。
言葉だけだと分かりづらいので、カンタンに図にしてみました (^^

**基本抑揚パターン** **組み合わせ**
![03.02.01.pattern](/content/images/2015/12/03.02.01.pattern.png) ![03.02.01.join](/content/images/2015/12/03.02.01.join_.png)
だいたい 4小節 ごとに音程を平均 (感覚でいいです) し、8小節 ごとに「上昇型」「下降型」「不定形」のパターンに分類します。基本的にこれに合わせてマイクを動かします。(上昇=近づける, 下降=離す) ただし、「不定形」や、前後のつながりからして、そのままマイクワークすると抑揚が減るという場合は、前後のつながりから臨機応変に抑揚を付けます。

こうすると、聞いていても割と自然で、かつ採点にもウケが良いです (^^

3.2.2. おまけ2 : マイクの指向性を利用したマイクワーク

通常、カラオケで用いれるマイクは、単一指向性と言って、ある一方向からの音をもっともよく拾います。なので、マイクを単に離すより、平行移動して下にもて行くことで、声が入力される方向が変わり、抑揚を大きく付けることができます (^^

3.3. ビブラート を きれいに

「ビブラートができない!」と言う人は多いと思いますが、DAM ではその周期と揺れ幅まで見てくる (上手さのみで判定される) ので、「できない」と言っていたらスタートラインにすら立てません。(厳しいことを言うようですが。。。)
実際、筆者自身も全くビブラートができませんでしたが、なんとかビブラートっぽいものが出るようになってから、その波形を徐々に整えられるようになったので、地道な練習しかないです (^^;

精密集計によると、ビブラートタイプ ※1 B-2, B-3, C-2, C-3 の (ゆっくり目で深い) ビブラートが良いという統計データが出ているので、なんとなくビブラートができるようになってきたら、これらのタイプのが出せるように練習します。

※1 : ビブラートタイプの詳細はこちらを参照 : ビブラートタイプ一覧 (外部リンク)

また、ビブラートそのものは 1曲中 で最低 1秒 入れればよいのですが、他の項目 (音程, 安定性 など) との関係で、基本的には長いバー全部にビブラートをかけたほうが良いです ※2
よって、同じ周期・揺れ幅で数秒間連続で出し続けられるように練習します。
無理して中途半端に短いバーでかけると逆に安定性を下げることになりかねないので、安心してかけられる長いバーを選びます。

※2 : 後に、実は全部かけちゃまずいという話になりますが、とりあえずは全部かけるように練習します。

B-1 (浅い) が安定してできるようにしてから、それを深くして B-2 をできるようにすると良いかと思います。それが安定してできるようになって、ビブラートの上手さ 8/10 以上が取れるようになるのが理想です。

3.4. 音程

ここでやっと音程です (^^;

精密集計によると、音程は ±1/8 半音 (周波数にして約0.993~1.007倍の範囲) に収めるとぴったり合っていることになるそうです。
が、なかなか全部合わせられるようになるのは難しいです。実は筆者自身、100% は合わせられません (^^;

しっかり一音ごとに音程を合わせることを意識しないと、次の音程に進んだ時に音程がズレやすいです。特に、少し低目の音程で歌ってしまう人が多いようなので、音程が下がるときに下げすぎないよう注意です (^^;

テンポが速い曲だとどうしても音程を合わせるのがムズかしいので、ゆっくり目の曲で練習すると良いです。

また、細かな音程正解率は以下のような「星」で知ることができます。

リアルタイムで流れる星と言うのは、現在地を示す縦棒の少し後ろ (左) から表示されるもののことで、その星の中央が、LIVE DAM の場合は音程バーの上、LIVE DAM STADIUM の場合は音程バーの下に来た時に音程がぴったり合っています。

と言っても、実際耳で聞かないと音程は合わせられないので、画面上に表示される音程は参考程度にしたほうが良いかもしれません (^^;

その他の星に関しては以下のサイトが画像付きで分かりやすいです。
参考 : ライブダムの精密採点DX用語の説明 (外部リンク)

3.5. ロングトーン

実はビブラートばっかりしててもダメで、ある程度、長いバーでまっすぐのばさなければなりません。1曲中で数秒間、同じ音程でのばせれば良いらしいですが、音程が苦手な人には難しいかもしれません (^^;

とりあえず長いバー全てにはビブラートをかけずに、ロングトーンを入れる場所を決め、その部分だけは他の音程バーよりもいっそう集中して音程を合わせる、という感じでしょうか。

3.6. おまけ : 採点結果画面の見方

ここではしゃくり・こぶし等について触れていませんが、一応後のことも考えて、すべての項目の見方を紹介しておきます (^^

**ダメな例**  **とりあえずの目標達成**
![03.06.result_bad](/content/images/2015/12/03.06.result_bad.png) ![03.06.result_good](/content/images/2015/12/03.06.result_good.png)
日本語で書かれている「分析レポート」はあまり役に立たないことが多いのでスルーします (^^;

とりあえず上画像のように各項目の目標を自分で決め、それを満たしているか確認する、という風にすると良いと思います (^^

4. さらなる高得点を目指して

ここまで書いてきたことが全てできるようになれば、精密採点DX なら 98 点 ぐらい、精密採点DX-G なら上手くいけば 100点 を狙えます。
しかし、世の中には、限りなく高い点数を狙っている人々がいて、そういう人たちは、しゃくり、こぶし、区切り (長めのバーで、後ろを少し早めに切ること) など、より多くのテクニックの練習をしています。実際筆者も、これらをを練習している最中です (^^;

みなさんも、どんどん高得点を狙っていきましょう! (^^

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この記事を書いた人
thorium129

女子力欲しい!!

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