こんにちは、SysAd班のtemmaです。
今年度は新歓イベントから入部まで全てオンラインで実施されたtraPの新歓ですが、実はその後の講習会などもオンラインで行われています。
今回は、入部後の導入として行った取り組みについて紹介します!
traQ Spring of Code
「traQ Spring of Code」略してQSoCは、「Google Summer of Code」をtraPでもやろうというコンセプトで、traQを中心としたtraPの運用するサービスにコントリビュートしてもらうと言う企画です。
実施内容
メインの6/9から6/29までの20日間、そこから延長した7/13までの14日間、合計34日間実施しました。
最終的に、計35名が参加し、15のissueが解決されました🎉
流れとしては単純で、Gitの概要をハンズオン形式で解説した後、好きなissueを選んでメンターから指導を受けながらPRを出すだけです。
プログラミング経験0の初心者からPRマージまで経験してもらえたのは、すごい自信になるんじゃないかと思います。
QSoC中の様子
- QSoC開始
- issueの選択
- traQから取ってくれる人が多かったですが、自分でissueを建てる人やanke-toから取ってくれる人もいました。
- 質問は全て
#team/SysAd/traQ/QSoC
に投稿してもらう形式を採用し、その回答をQSoC
チャンネル以下に生やした個人のチャンネルで行うようにしました。参加者間で同じような疑問を共有すると同時に、質問の取りこぼしを少なくするためです。
- 実際に質問とその回答が行われる様子
- 質問は
#team/SysAd/traQ/QSoC
- 回答は
#team/SysAd/traQ/QSoC/hijiki51
- 質問は
- メンターが積極的な心理的安全性の確保に努めてくれたため、「〜までは分かっていますか?」「なぜそうしようと思いましたか?」といったやり取りもうまく行われていたと思います。
- 質問が出やすい環境構築や手元でのテスト方法などに関して、参加者が自発的に回答をまとめて共有しあってくれたのはとても嬉しかったです。
- QSoCのためにドキュメント整備をしてくれたりも...
- 他の質問の様子
- 参加者側も他の参加者の質問の仕方を取り入れてより詳細な情報を提供してくれるように!
- メンターも極力わかりやすいようにコード例を示したり、参考リンクを添えたりしてくれていました。
- PRのマージ報告
- ここまでで当初予定していた20日が終了
- もう少し続けたいという要望が多かったので期間を延長
- 延長期間中にも質問を繰り返しながらPRマージを達成🎉
- 部内ハッカソンを前に34日間に渡るQSoCを終了!
最後に
昨年度に比べ参加者が3倍以上に増え、オンラインのみということもあってうまく回るか心配だったQSoCですがSysAd班メンバーを中心にいろいろな人の協力の下、非常に実りあるイベントとして成功させられる事ができました。協力してくれた方々に改めて感謝します。
最後に、参加してくれた中から有志が感想を寄せてくれました!!(ありがとう!!)
pure_white_404
私はtraQでもともとただの文字列だった引用元のチャンネル名にリンクを貼ってチャンネルに飛べるようにしました。大規模なコードを触ったり動かしたりするのは初めてだったのでぶっ壊してしまわないか心配でしたが、gitがあったのでbranchを生やせば安心していじることができました。vueはファイルを保存すればすぐに反映されるのでやりやすかったし、自分が変えたところがすぐ見えるようになるのが面白かったです。
ほかにも直したいところがあるので、なろう講習会などで強くなりたいです。
N
19BのNです。今回僕は、疎を密にするという世間的には大変叩かれてしまいそうなことをしてしまいました。0から1の扉を開けようと思って参加したQSoCですが、変更したのは1から0の一文字でした。しかし、莫大なコード量の中、その一文字に貢献できたことを大変嬉しく思っています。ありがとうございました。
hijiki51
20Bのhijiki51です。今回私はメッセージの送信中に入力欄を無効化する
というissueを担当させてもらいました。感想ですが、コーディングの部分ももちろん難しかったですが、個人的に一番難しかったのが、Gitです。現在進行形で使い慣れてないので、早く慣れていきたいです。
annin
20Bの杏仁^3です。何もわからない状態で参加しましたが、先輩方のめちゃくちゃ丁寧な指導によってなんとかissueをこなす事ができました。実際に自分の取り組んだ内容がtraQに反映されるのを見て、とても感動したことを今でも覚えています。今回の経験を生かして、様々なことに挑戦したいです。
マージされたPR一覧(時系列)
GitHubでのコードレビューの様子はこちらから
issue #817 の修正
タブのタイトルをshortPathで表示するようにしました
いいねアイコンの幅を狭くした
MessagePanelで編集済みかどうか知れるようにしたい #831
ローディング表示
凍結されたユーザーがユーザー一覧・ユーザー検索で出てくる #1077 の修正
MESSAGE_DELETED Botイベントの実装 #929
コメント入力欄も大きくできました
Issue 734の修正
Fix/1023
MESSAGE_UPDATED Botイベントの実装 #928
テキスト / 数値入力欄のバリデーション
チャンネルトピック編集テキストエリアの文字数を制限しました
チャンネルヘッダーのトピック部分にツールチップをつけた
ツールボックスからテーマアイコンを消去