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2019年4月7日 | ブログ記事

続・東方原作新参シューターの歩み【新歓ブログリレー2019 30日目】

どうもこんにちは。4月7日、ブログリレー30日目、系所属バトルに敗北して数ヤを目指すことになったDDです。ツイッターやえぷろ(東工プロジェクト[1])ではDeanと名乗ってます。さて、今回は私が今年やってきた東方原作(整数作品、紅・星・神・紺・天)のことを書いていこうと思います。去年からやってた5作品(妖・永・風・地・輝)についてはアドベントカレンダー2018というイベントのときに書いていますので是非そちらも。

東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.

Nクリア難易度:★★☆☆☆
N弾幕難易度:★★★☆☆
EXクリア難易度:★★★☆☆
お気に度:★★☆☆☆
win版最初のSTG作品。まだエネミーマーカーや自機の当たり判定表示が無かったり、被弾すると難易度が少し下がるランク制が取り入れられていたり、プラクティスが2機スタートだったり正面安置があったり最近の作品と異なる箇所もいくつかある。
本作の弾幕は気合い重視と言われており、4道中小悪魔前の魔導書地帯はまさにその典型といえる。あんな高密度の気合い弾幕がLunaticだと高速でビュンビュン飛ぶらしいから恐ろしい。
また、中弾や大弾は後の作品よりも判定が大きいので注意。中弾に関しては見た目通りといっていいだろう。[2]
エクステンドは総得点制で最大6回と少なめ。ラストは6000万だが、この作品は後のとは異なり素点が上昇しないので低難易度だと到達するのがやや難しい。もう一つ、咲夜の中ボス時のスペルの奇術「ミスディレクション」は撃ち込むのが難しいためボム推奨。ここで時間切れになると1UPがもらえず逃げられてしまう。
EXは本編と比べてパターン要素が強い。鬼門と言われている禁忌「恋の迷路」は回転避け派と下避け派が存在するがどっちが楽かは諸説なので試してみて自分に合う方[3]でやればいいだろう。こちらはエクステンドが1UPアイテムのみでたったの2回なので、道中は1ミスで抑えて[4]フランもパターン化できるところはちゃんと作っておこう。ラストのQED「495年の波紋」は他作品のEXラストと比較しても難しい部類に入るので最低1機は残して精神的にも余裕がある状態で臨みたい。
自機は本作はそこまでの性能差はないが、本編ならショット、ボム共に高火力な魔理沙B(レザマリ)がおすすめか(特に高難易度)。ボスの体力が低めなこともありボムゲーできるのはなかなかアドだろう。EXは火力低めの霊夢Aがラストなどでやや不利になるが他は大差ない。

東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.

Nクリア難易度:★★★☆☆
N弾幕難易度:★★★★☆
EXクリア難易度:★★★★☆
お気に度:★★★☆☆
言わずと知れた悪魔のシステム、ベントラーを採用した作品。
残機やボムを増やすには同系統のベントラーアイテムを3つ揃えた後出現する巨大UFOに雑魚が落とすPや点などのアイテムを十分量吸わせたうえでそれを撃破する、という非常に面倒な手順を踏まなければならない。この手順をちゃんとこなせれば赤UFOでは残機の欠片2個(1/4×2機分)、緑UFOではボム1個+欠片1個(1/3個)が手に入る。
ただ、このちゃんとこなすというのが非常に難しいのは言うまでもない。ビュンビュン飛び交う弾に当たらないようにしながら同じようにビュンビュン飛び回るベントラーに当たりに行くということ、例えれば右手で空中に三角形を描きながら左手では四角形を描くような感じである。慣れないうちはベントラーを追っていて敵弾が全く見えなくなり、気づいたら突っ込んで残機がなくなっていくということを繰り返すだろう。何度も練習してUFO収集のパターンを完成させることが重要になってくる。パターンが出来上がってくれば残機もボムももりもり増えて後半は精神的にも楽になる。
青ベントラーはスコアに関わるものなのでクリア重視なら基本無視でいい(というか邪魔)。誤って途中で取ってしまったら3系統を揃えて巨大虹UFOを出そう。アイテムを吸わせると新たなベントラーが出現する。
また、初期ボム数が2個に減らされたが、これより増やした状態でミスをした場合増やした分が次に引き継がれるため、エクステンドが多いことも相まって抱え落ちのダメージは小さい。ただしミス時にパワーが1.00引かれるうえ自機からほとんどPが放出されないため連続で被弾するとあっという間に厳しくなるので注意。
弾幕としてはやはり5面が道中ボス戦共に鬼門となる。
EXは道中が非常に難しく向日葵などを速攻できないと一気に厳しくなることが多い。中ボスの小傘のスペルはいずれも気合いを要求される弾幕で、特に3枚目の後光「からかさ驚きフラッシュ」はレーザーの予告時間自体は長いものの高速回転しているためほとんど役に立たないうえ、ボムを撃った後はレーザーが予告なしでいきなり出現するためボムを撃っても撃たなくても厳しくなるという鬼畜ぶりである。ここでボムを複数回消費することも想定してしっかりとベントラーパターンを徹底して臨みたい。幸いボスのぬえは推奨機体なら通常もスペカも楽なものが多いので、道中で失敗しても諦めないこと。
自機は早苗B(すわさな)一択。ワイドショットのくせに高火力でボムの威力も最高クラス。強いて難点を挙げるとすればベントラーを揃えるためにボムを使用した際に炸裂までの時間差とその威力から巨大UFOがアイテムを吸う前に破壊してしまう可能性があることだろうか。早苗A(かなさな)はサーチショットでボムは早苗Bほどではないが十分強く、UFO的にはちょうどいい。一方で魔理沙2機体はいずれもかなり厳しい。A(レザマリ)はショットが貫通持ち[5]で高火力だが、オプションと光弾がそっくりでややこしいのと、ボムをベントラーに回せないのが難点。B(ウェブマリ)はショットが早苗Bのほぼ完全下位互換といってよく、ボムも早苗Aの完全下位互換効果時間がアルティメットショートウェーブとか言われる始末である。
本編はHardになると弾幕難易度が大幅に上昇。高難易度に関しては紺珠伝が登場した今もなお最凶の呼び声高い作品となっている。

東方神霊廟 ~ Ten Desires.

Nクリア難易度:★☆☆☆☆
N弾幕難易度:★★☆☆☆
EXクリア難易度:★★★★☆
お気に度:★★★☆☆
ゲージを溜めて無敵になるシステム、高速低速2種類のショット、ボスとして幽々子登場など妖々夢と似た部分が多い作品。神霊アイテムを取りゲージが最大(3つ)まで溜まるとトランスを発動でき、効果時間中は無敵になりショットも強化され、残機やボムを増やす神霊の効果が2倍になる(←重要)。神霊アイテムは雑魚を速攻したりボスに張り付いて撃ち込むと多くもらえるようになっている。被弾した際のボムやパワーに関しては星蓮船から引き継がれているが、これに加えてゲージが1以上溜まった状態でミスをすると自動でトランスが発動する[6][7]。この自動トランスがなかなかに曲者で、この先で残機やボムを増やしたくてもそこにトランスを回せなくなったりする。また、前作とはうって変わってエクステンドが少ないので一度の被弾がかなり大きく響く。変に欲張ってクソ被弾を繰り返すとどんどんクリアが遠のいていく。ただ、弾幕難易度自体は比較的易しめなのでNormalくらいなら欲張らず堅実にやれば案外いける。慣れた人なら初見一発クリアも可能ではないだろうか。
一方でEXは難しいスペカが多い。ボムやトランスのパターンを作ってスペカはスペルプラクティスで練習しよう。ちなみにマミゾウは他のEXボスと同様にボムバリアを持つが、トランスバリアはないので苦手なスペカにトランスを回すといい。
自機は霊夢がバランスが取れていておすすめ。魔理沙は高火力で雑魚などの速攻性にも優れているが星蓮船に続きボムを神霊回収に回せない。早苗はゲージを貯めやすいが火力低めで、妖夢はチャージショットが強力だが癖が非常に強く敵の動きを先読みしてパターンを組むことが必要になってくる。ただ、そこまで性能差はないので自分が好きなタイプを使えばいいと思う。

東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.

Nクリア難易度:★☆☆☆☆[8]
N弾幕難易度:★★★★★
EXクリア難易度:★★☆☆☆
お気に度:★★★☆☆
通称アイワナ東方。完全無欠モードというシステムのおかげで最も異質といえる作品である。何度でもやり直せて残機を気にすることなく純粋に避けに徹することができるためこれを初プレイに推す人もいる。しかしこんなことをやるくらいなので当然弾幕難易度は文句なしで歴代最高である。完全無欠では少しでも避けれそうなところはボムを撃たずに通るまで避けるのが基本方針となるため、従来とはプレイスタイルが180度変化する。Normalで壁となるのはやはり獄符「フラッシュアンドストライプ」だろう。ストライプレーザーが来るまでにすばやく超高密度の星弾の波に突っ込むのは本当にどうかしてるよとしか言えない。レガシーモードは従来通りのスタイルだがこれが鈴仙を使うと適当にバリアを連打してるだけでほとんど避けることなく終わってしまう。HardもEXもそれで通ってしまうからこの機体は非道としか言いようがない。流石にLunaticともなると適当では通りにくいがそれでも霊夢や魔理沙のNormalより簡単という声もある。エクステンドに関してはチャプターごとにグレイズ数と敵の撃破率から算出される[9]チャプターボーナスが100万を超えると残機の欠片(完全無欠ではボムの欠片)がもらえる。グレイズに関しては同じ弾にかすり続けると出現し更にグレイズを増やしてくれるかすりアイテムを駆使するといい(特に低難易度)。エクステンドが非常に多いので鈴仙以外でもボムゲーでNormalならだいたいはなんとかなる。
EXはレガシーモード限定なのでこれまた必然的に鈴仙一強となってしまう。中ボスのドレミーは這夢「クリーピングバレット」を取得しないと1UPをもらえない[10]のでここで低層ループに嵌りやすい。ボス戦は(異界ヘカ→地球ヘカ→月ヘカ→純狐)×2→耐久→異界ヘカ+純狐でラストという流れになる。異界はスペカが易しめだが通常5(異界2回目)が有り得ないくらい高密度で変Tが画面下方に降りてくると無理ゲーと化す。地球は通常が複雑で密度も高く弾が見づらいというおまけ付き。月は非常に事故りやすい通常と非常に鬼畜なスペルを持っており月「ルナティックインパクト」は本編Lの難関スペルともいい勝負である。例えるなら妖精大戦争の協力技「フェアリーオーバードライブ」を三妖精×3の9人でやってるようなものである。[11]巨大月弾と高密度星弾に同時に対処しなければならない上に月にショットが遮られて撃ち込めないし[12]月弾はボムで消せないしボムバリアのおかげでダメージも与えられないしめちゃくちゃである。純狐は相変わらず通常が意味不明。スペカは前半は安定、後半もこのEXの中ではまだマシな方。ラストの「最初で最後の無名の弾幕」は片方を倒せばクリアになる。ちなみに変Tを発狂させると大変なことになります。気になる人は是非鈴仙かなんかでここまで余裕をもってきてやってみよう。
自機はここまでさんざん言ってる通りレガシーなら鈴仙一択。完全無欠ならそこまで性能差はないがボーナス効率のいい早苗がいいかな。

東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.

Nクリア難易度:★★★☆☆
N弾幕難易度:★★★★☆
EXクリア難易度:★☆☆☆☆
お気に度:★★★☆☆
弾を消しまくってスコアを稼ぐ作品。敵を撃破したりグレイズしたり弾を消したりすると出現する季節アイテムを集めてゲージが1以上になると季節解放により弾を消して素点アイテムに変換してくれる。解放時にゲージが多く溜まっていると得られる素点も大きくなる。システムに慣れてしまえばほぼ無限に弾消しができる別ゲーと化す上にエクステンドも大量にできてLunaticであっても楽勝になるのだが、その慣れるまでが個人的には非常にきつい。

私は当初これをうまくできずに抱え落ちを連発し、初見一発クリアも狙えると思い込んで臨んだNormalでさえ3面で複数回ゲームオーバーになって愕然とした。
弾幕に関しては解放などによる弾消しを前提としているためやや難しめ。後ろからの攻撃が特に多い。
EXに関してはそれが更に顕著になるため、今までの常識で戦おうと思えない。こんなに敵より上方で戦うことが今まであっただろうか[13]。キャラに関してはそこまで性能差はない。むしろ季節の選択が重要になる。おすすめは夏。ゲージを溜めても解放自体は強化されないが解放を当てることによるダメージが高く、何といってもゲージを1しか消費しない(他は全て消費する)ので繰り返し撃ちやすいし緊急回避目的でも使える。あと別個で季節固定のEXと解放が似ていて練習にもなるので本編で慣れればEXは楽にクリアできるだろう。

あとがき

相変わらずの長文です。最後まで読む物好きがどれくらいいるんだろう、とか思ってしまいました。文字だらけですが今後画像追加したりするかもです。まあちょっとでも今後原作をやる人に参考にしてもらえたら嬉しいです。(←面倒くさいので前回の使い回し)結局前回のにまだ画像とかつけてないですね。そこはまあモチベが今後錬成されればということで。
もしかしたら今後個人ブログ作ってそっちでいろいろ語ったりするかもしれませんね。それもモチベがあれば。
さて明日は31日目、idatenさんです。おたのしみに。


  1. そういうのがあるんです。 ↩︎

  2. 判定1個分めり込める地霊殿EXを見習ってほしい。 ↩︎

  3. 私は回転でした。 ↩︎

  4. これが当時は高速リトライ機能がなくタイトル画面に戻らなければやり直せなかったため変なミスをすると面倒くさい。 ↩︎

  5. この作品を最後に魔理ちゃんのレーザーから貫通効果が消滅します。なんでや。 ↩︎

  6. よくチートとかにある自動喰らいボムと異なり終了後にきっちりミスになります。 ↩︎

  7. ただし喰らいトランスが存在し、ゲージ最大のときに受付時間中にボタンを押せばトランス後にミスにはならない。被弾時の処理は被弾→喰らいボム/トランス受付時間→自動トランス→ミスという流れ。 ↩︎

  8. 機体自由で初クリアを狙う際の難易度。鈴仙以外なら★★★★☆、EXは★★★★★にはなる。 ↩︎

  9. チャプター内グレイズ数(回)×敵の撃破率(%)×50 ↩︎

  10. 鈴仙はバリアが割れただけなら取得にはならないが1UPはもらえます。ループのリスクも無いのでますます鈴仙一強に拍車がかかる。 ↩︎

  11. 紺よりだいぶプレイ人口少なそうなので果たして通じるか怪しい。 ↩︎

  12. 鈴仙は貫通効果持ちなのでこの限りではないです。ますます鈴仙一強に拍車がかかる。 ↩︎

  13. たまにはあった気がするが気にしない。 ↩︎

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