この記事は新歓ブログリレー3/23の記事です。
新入生の皆さん初めまして。14のmaboです。来年から(大学院の)1年生になります。
今回の記事では、ゲーム制作をした事がない多くの新入生向けに「同人ゲームを発表・展示するイベントってどんなものがあるの?」という事を書いていこうと思います。これからtraPに入ってチームでゲームを作ったり、個人でゲームを作ったり、はたまた別のゲームを作るサークル(例えばロボット技術研究会とか無線研とか)に入るかサークルに所属せずにゲームを作ったりした後、そのゲームを発表しようとなった時の目標設定として、役に立てばいいなと思います。また、ゲームはプレイする専門の人でも、色々なゲームで遊べるのでイベントに行くだけで楽しいと思います。
なお、制作物を展示・頒布などして発表することは、一般的に
- 目標・期限ができて制作意欲が向上する
- 他の人からの意見をもらえてレベルアップに繋がる
- 制作物の改善点が見つかる
- 感想をもらえて嬉しい、モチベーションの向上
などの効果があるように思われます。ただし、発表の場によって雰囲気が少し異なるので、展示する場所はそれなりに考えましょう。
なお、この記事を書いているmaboは、traPではなくロボット技術研究会で個人でゲームを作るのをメインにしていたので、traP目線だったりチーム制作目線では少し違うかもしれません。内容には個人差があるので、あくまでも参考程度に。
それでは、早速書いていきますよ~~
新歓展示
見に来る人:おもに大学1年生
費用:無料
形式:展示のみ(サークルによって異なる)
条件:サークルに所属していること
開催時期:年1回(4月)
あると良い制作物の完成度:制作物の面白さが分かる程度、できれば体験版レベル
新入生をサークル勧誘するために行う展示で、ゲーム以外に宣伝になるものも展示します。
展示する人からすると、サークルに所属しさえすればタダで展示できる貴重な場だと思います。また、展示期間が数日あり、初日に見つかった改善点を最終日に反映するのも可能なので、色々な事を試せるのも嬉しいところです。
大学祭の展示
見に来る人:小学生から大人まで
費用:無料
形式:展示のみ(サークルによって異なる)
条件:サークルに所属していること
開催時期:年1回(10月)
あると良い制作物の完成度:制作物の面白さが分かる程度、できれば体験版レベル
新歓展示の大学祭バージョン。東工大は10月に工大祭があるのでそこでの展示となります。すずかけ祭?知らない子ですね……
新歓展示と違い、様々な年齢層のお客さんが来るのが最大の特徴です。特に子どもにプレイしてもらえる貴重な機会なので、ゲームのフィードバックを得やすいと思います。個人的に1年に1人くらい凄くものつくりに詳しい人が来て30分くらい話し込むイベントがある気がします。
デジゲー博
見に来る人:高校生~大人
費用:6000円+α(学割で1500円キャッシュバック)
形式:展示&頒布
条件:展示・頒布の応募をし、抽選に通る
開催時期:年1回(11月)
あると良い制作物の完成度:体験版レベル、できれば完成版レベル
毎年11月に秋葉原で開催される、同人・インディーズゲームのオンリーイベント。毎回200くらいのサークルが参加してた記憶があり、コミケに並んで大きなイベントだと思います。
特徴はなんといっても頒布が可能な点です。またコミケと違って展示イベントとしての役割も強く、展示だけでもサークル参加が可能です。社会人サークルの参加も多い(というか殆ど)ので、そのような人と関われるともっと楽しいイベントだと思います。
最近始まったイベントですが、知名度が高くなってきたのでサークル参加するには抽選ガチャに勝利しないといけなくなったのが辛い点。
コミックマーケット
見に来る人:中学生~大人
費用:8000円+α
形式:頒布
条件:頒布の応募をし、抽選に通る
開催時期:年2回(8月・12月)
あると良い制作物の完成度:体験版レベル、なるべく完成版レベル
みんな大好きコミケ。ここでゲームの完成版を頒布するのは憧れ感がある気がする。
展示者から見た特徴としては、とにかく来る人が多い事と、応募締切がイベントよりだいぶ前である事。そのため、他のイベントより参加ハードルが高い気がします。
ニコニコ自作ゲームフェス
見に来る人:(よく知らない)
費用:(よく知らない)
形式:webに作品をアップロード
条件:特になし
開催時期:年1回(1月)
あると良い制作物の完成度:完成版レベル
traPで応募しているイメージがあるイベント。リアルイベントではないので、交流要素が薄いイメージがあります。私は参加したことがないのでよく分かりません。
URL:http://ch.nicovideo.jp/indies-game/blomaga/ar1332914
GAME^3
見に来る人:大学生メイン
費用:無料
形式:展示(無料頒布は可能な場合がある)
条件:特になし
開催時期:年2回(9月・3月)
あると良い制作物の完成度:制作物の面白さが分かる程度、体験版レベルだと良い
東工大ロボット技術研究会が創設し、現在はtraPが引き継いで主催しているイベント。
特徴としては、交流がメインである事と未完成品・コンセプトのみの展示でも可能な事の2つ。展示ハードルが低く、作ったゲームのマニアックな話が聞けたり思わぬアドバイスがもらえたりします。展示は大学生メインな雰囲気がありますが、そうでない人の展示も可。
URL:https://game3.trapti.tech/7th/
なお、明日3/24(土)の13:30頃から東工大の大岡山キャンパスで開催されるのでゲーム制作に興味ある人は来てみてくださいね。
まとめ
自分が把握しているイベントは以上になります。もしかしたら他に発表イベントがあるかもしれません。これらのイベントは展示や頒布をしなくても楽しめる事が多いので、ぜひぜひ足を運んでみてください。「大学入ってゲームを作りたい!」と思っている新入生は、これらのイベントで発表するのを目標にゲームを作っていきましょう!
さいごに、
明日3/24開催のGAME^3に是非遊びに来てください!