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2017年10月28日 | ブログ記事

ポーカー(テキサスホールデム)の紹介

こんにちは。アドベントカレンダー10/28担当のAlmondです。
今回は私の好きなゲームであるポーカーについて書こうと思います。

ポーカーとは

ポーカーというゲームに関しては聞いたことぐらいはあるかと思います。トランプを使ったゲームで、5枚のカードで役を作り他のプレイヤーと競うというものです。プレイヤーは手持ちのチップを賭けて争い、自分のチップを増やしていくのが目的です。

皆さんがポーカーと聞いて思い浮かべるのは、5枚のカードが配られて任意の枚数だけチェンジするというもの(ドローポーカーと呼ばれる)かと思いますが、今回紹介するのは「テキサスホールデム」という、世界的には最もメジャーなルールのポーカーです。

ルール

役の作り方

ゲームに用いるトランプはジョーカーを除いた52枚です。
テキサスホールデムではプレイヤーに配られるカードは2枚のみです。しかし、ゲームが進むと場に表向きのカードが合計で5枚開かれます。このカードは全員が使うことのできるカードです。よって最終的には7枚のカードを使うことができます。この7枚のうちから任意の5枚を用いて役を作ります。
例えば下の画像の場合は、左の人は10のスリーカード、右の人は10~Aのストレートになります。(ストレートの方が強いです)


役の種類は弱い方から順に

ハイカード(何もなし、ブタ)
ワンペア(同じ数字2枚の組が1つ)
ツーペア(同じ数字2枚の組が2つ)
スリーカード(同じ数字が3枚)
ストレート(連続した5つの数字)
フラッシュ(5枚の柄が全て同じ)
フルハウス(3枚の同じ数字の組+別の数字の2枚の組)
フォーカード(同じ数字が4枚)
ストレートフラッシュ(連続した5つの数字で柄が全て同じ)
ロイヤルフラッシュ(10~Aのストレートフラッシュ)

となっています。

ゲームの流れ

最初にプレイヤーに2枚ずつカードが伏せて配られます。プレイヤーはここで順番にアクションを行います。アクションとは、チップを賭けたり、賭けずに降りたりすることです。具体的には

といった感じです。賭け金が揃うと、テーブルに表向きに3枚のカードが開きます。その段階でプレイヤーは再びアクションをして、賭け金が揃うと4枚目のカードが開きます。同様にアクションをして、賭け金が揃うと5枚目が開きます。その後に最後のアクションを行い、それが終わると残っているプレイヤーが手札を見せ、最も強い役を作った人が勝利となり、それまでに賭けられていたチップを獲得します。
途中で1人のプレイヤーを残して全員がフォールドした場合は、その時点で(役の強さに関係なく)残ったプレイヤーの勝利となります。

かなり省略して書きましたがこれが1回のゲームの流れになります。
より詳しい説明を見たい人はこちらのリンクを参照してください。

言葉での説明だと小難しそうな感じもしますが、やってみれば簡単です。要は

ということです。

ポーカーの面白さとは

さて、ここまでの話を聞いて「つまんなそう」とか「ポーカーって運ゲーじゃん」とか思った人もいるかもしれません。しかし、実際にはとても奥深くて面白いゲームです。少なくとも私はそう思っています。なのでポーカーの面白い点について述べようと思います。

戦略性がある

ポーカーは不完全情報ゲームなので運の要素は避けられませんが、運が全てではありません。テキサスホールデムでは役を作るときに場のカードを使うので相手の役を予想しやすく、無限の駆け引きが生まれます。相手が何を持っているのかを考えてプレイするのが重要です。

例えば、非常に強い役ができたとしても相手がチップを賭けずに降りてしまえば大きく稼ぐことができません。自分の手が強いときには、いかに相手からチップを引き出すかということが重要になります。一方で、負けている可能性が高い場合には勝負を降りて損失を最小限に抑えるべきです。
また、相手プレイヤー全員が降りた場合、その時点で自分の勝ちになるので、ブラフ(いわゆるハッタリ)で相手を降ろして勝つという戦略もあります。
最初に運要素は避けられないと言いましたが、「運」とはすなわち「確率」なので、確率計算をして期待値の高いプレイをするという考え方も非常に重要になってきます。

ポーカーで勝つためには要所要所で適切な判断を下すことが必要です。

金になる(かもしれない)

日本ではお金を賭けられるカジノはありませんが、海外に行けばカジノのポーカールームでお金を賭けてポーカーができます。上手い人は儲けることができるかもしれません。実際にポーカーで生計を立てているプロのプレイヤーもいます。

WSOPというポーカーの世界大会ではメインイベントの優勝賞金がおよそ$8,000,000という超高額で、とても夢があります。まあ参加費$10,000なんですけどね。

みんなで楽しめる

戦略だとか金だとか難しそうなことを書きましたが、みんなでワイワイと楽しめるというのがオススメする一番の理由です。オールイン(持ち点全額を賭ける)勝負になれば盛り上がることは必至でしょう。大学生は麻雀をする生き物だという風潮がありますが、ポーカーももっと流行っていいとn回ぐらい思っています。戦略性のあるゲームでありながら程よい運要素もあるところが楽しさの要因であり、とても良いゲームだと思います。私は麻雀に関しては詳しくないですが、ゲームとしては麻雀に近いとよく言われているので、麻雀が好きな人には特にオススメです。

いかがだったでしょうか。ポーカーは「覚えるのは一瞬、極めるのは一生」と言われるほど面白いゲームです。極めるとは言わずとも、少しでも興味を持った方は気軽に始めてみてください。トランプとチップ(もしくは代わりになるもの)があれば最低限遊べます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日はponyaさんとSaltnさんの記事になります。

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Almond

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