この記事はtraP新歓ブログリレー 30日めの記事です
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こんにちは
初めましての方は初めまして Alt--er(アルターもしくはオルター)と申します。
traPではゲーム,SysAd,アルゴリズム班でそれぞれいろいろな形でのプログラムを書きながら(どれも"まだまだひよこ"ですが)、この春からサウンド班に入ってみようかなって思ってたりtraP外ではずんだもんら合成音声くんたちを喋らせてみたり。一般用法とはまた別ベクトルでリア充な生活を送っています
今日の記事では特に履修登録を目前に控えた新一年生への提案として集中講義なるものを布教していきます。また、履修登録に悩んでいる在校生の方々もこの記事を読んで"集中講義"を選択肢にしてみてはどうでしょうか
集中講義とは
さてこれから2週間ほど親の顔よりも見ることになるであろう(個人差有)教務ウェブの時間割画面です(画像はすでに講義を埋めた後です)。履修登録全般については多くの先人方が種々の指南や知見を公開してくださっているのでここでは割愛します。
さて検索画面に遷移してきました。ここで強調した部分を見ると今回の題材、集中講義の文字が見えると思います。
集中講義の正体は長期休みの時期(夏/春休み)に3~5日間ほど連続して開講される講義のことです。長期休みでの開講のため時間割にはコマを持たず、別枠での表記となります(クォーターは2Q/4Qとしてそれぞれ扱われる)。
集中講義で扱われる内容に大きな偏りはありませんが、やはり時間を取れる期間ということもあって実験系や屋外研修系が設定されがちな印象です。また文系教養科目の一部は集中講義として設定されており、選択必須の授業も開講されることがあることがわかります。
自分は昨年度(B1)の夏休みに2つの集中講義を取りその結果前期で28単位取得することに成功しました。興味に基づいて取った2つの集中講義ですが、結果的に系所属点的な戦略でも有利に立ち回ることができたため人気学系志望の新入生に向けた系所属でのメリットも次項で触れます
集中講義のメリット
続いて集中講義を取るメリットについていくつか述べます。個人の感想も含んでおりますのでご注意ください
時間割上のコマを消費せず単位取得が可能
集中講義を取る最大のメリットかと思います。時間割上のコマ数は有限ですし課題等を考えると時間割が埋まるというのはなかなかに骨が折れる事態につながります。特に実験系科目ではレポート課題が出題されがちでおり、課題に費やす時間が多くなることは容易に想像できます。
ここで時間割上のコマを減らすことができれば、本来その分の単位を取るために費やす時間を節約することができます。大学では夏休みの課題などは出ないため実質課題やテスト対策の時間を浮かせることができていると言って良いでしょう。
当然夏休み中の数日が潰れることが確定するのですが潰れるとしても大半は午前中もしくは午後の片方で終わるもの。(シラバスを参照しましょう) バイトやサークルとの両立も不可能ではありません
テスト対策が容易
集中講義のうち特に講義形式のものについてはその性質上提出物やテストによる点数付けが多いですがその対策も容易です。理由は単純で短い期間で内容を詰め込むため思い出す手間が少ないから。
たいていの講義は1週間に1回の開講でQ末にテストもしくはレポートの提出が求められます。どちらにしろ講義内容を振り返る必要があるのですが果たして人間は1ヶ月以上も前の講義内容をスムーズに思い出せるでしょうか。
集中講義では短期間に情報量を詰め込むため授業そのものが実質テスト対策になるようなもの。夏休みですので他の課題やテストに追われる心配も少ない状態で提出物等に手をつけられるため、点数対策が容易ともいえます
前期でスタートダッシュを決めれる(特に一年次)
これは2Qの集中講義、すなわち夏休み開講の集中講義に限った話ですが前期のうちに系所属点をより多く稼げるようになるというのも集中講義のメリットと言えるでしょう。そもそも系所属点は細かいルールはあるものの概ね1年次に取った各科目の得点のうち上位31単位分の得点合計として算出されます。
ここで大抵の人の前期の取得単位数は25前後です。つまりこの時点で単位を多く取っておけば他の学生と点数差をつけることができる(しかも100点以上の単位で)ということです。もちろん後期終了時にはほとんどの人が31単位以上取得しているため満点の差で引き離すことができるのは前期のうちですが、モチベーション的な側面でも他の学生との差がついていた方が後期も頑張りやすいのではないでしょうか。(前期終了時点での系所属点も途中経過として算出、またその分布が公開されます。著者について実は前期末時点での情報理工学院内トップの系所属点が確定していました)
また、メリットとは違いますが先述した通り実験系科目や研修系科目はまとまった時間や大掛かりな設備を用いるという関係上か集中講義として定められていることが多いです。そのため、興味のある授業を取ろうとしたら集中講義だった ということも往々にして起こることだったりします。
終わりに
ここまで集中講義を取ることのメリットを列挙してきました。実際に集中講義を取った身としては特に文系教養のコマを空けることができたこと、その空いたコマを使って課題やサークル活動の時間を作れたことが大きな利点と感じています。より充実した大学生活を送る手段としての集中講義、選択肢として考えてみてはどうでしょうか。
ただし、ここで述べたメリット以前に興味があることが講義を取る最大のモチベーションです。単位数上限的に厳しい、時間割がキツくなるなどで集中講義か興味のある講義か悩んでいる場合は興味のある講義をとりましょう。