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2016年12月3日 | ブログ記事

クイボの投げ方倒し方

AdC3日目です。担当はますぐれです。
突然ですが、皆さんはスプラトゥーンはされているでしょうか。僕は大好きです。すでに1500時間をこのゲームに溶かしています。受験期はとても大変でした。

スプラトゥーンは多種多様な武器を使えるのがいいところなんですけど、今日はその中でもあるサブウェポンにスポットを当てていきたいと思います。

quickbomb

こちら。みんな大好きクイックボムです。

ぼくのメイン武器はジェッカス、L3D、スプラシューターなどなのですが、もう見てわかる通りクイボしか投げません。クイボでカンストしたといっても過言ではないでしょう(実際にはジェッカスで達成しました)。クイボにはまったのが昨年9月の半ばなので、もうかれこれ1年近くクイボを投げているんですね。

そんなわけで、こう投げると強いとか、逆にこういう敵は倒しにくい、などのノウハウがだいぶたまってきました。今日はそれを紹介していこうかなと思います。


この記事を読むと分かること

クイボを投げるときの考え方。クイボへの対策方法。

対象読者

スプラトゥーンプレイヤー
特にクイボ持ちをメイン武器にしている人や、クイボに頭を悩ましている人。


クイボの投げ方

クイボのインク消費量は40%です。これは他のボムに比べて半分の消費量になります。これは運営側が戦闘以外にもクイックボムを使うことを想定しているからでしょう。実際クイボの投げ方は多岐にわたります。

その投げ方を大きく分けると大体こんな感じです。

  1. 移動
  2. 索敵
  3. 戦闘
  4. 支援・妨害

順に解説していきます。

一つ目の移動ですが、これはリッターで壁を登るときとか、カーボンで敵インクの中をガンガン進むために投げるクイボです。他にも、敵の攻撃で足を取られた時などでも、すぐ地面にクイボを叩きつけることで逃げ切れたりします。このため、クイボ持ちの武器は機動力があります。激しく戦場を動き回りたい方にはオススメです。

投げ方は足元に叩きつけるだけですが、これをあまりやりすぎると戦うためのインクがなくなります。そこには注意しましょう。

二つ目の索敵はポイセンの下位互換のようなクイボの使い方です。敵に当たるとクイボの音が鈍くなるので、それで敵の有無を察知します。更に当てればダメージも入るので、上手くやれば角待ちの敵を引かせることもできます。

基本的には敵の居場所に当たりをつけてからクイボを投げます。そうすると相手は足を取られるので優位に立てます。ちなみに、ジェッカスはそこからメインにつなげることでエレガントにキルをとることができますが、これについては後述します。

三つ目は、クイボの真骨頂、戦闘時についてです。

他のボムと違い、クイボはメインと絡めた攻撃がとても強力です。バケツやジェッカス、ネクロなどはこれを利用することで一瞬にして敵を倒すことができます。やられた側からすると何が起きたのかわかりません。このコンボはハマると楽しいので試してみてください。クイボを投げるタイミングは大きく2つに分けられます。最初に投げるときと止めに投げるときです。

最初に投げるとき

基本的に撃ち合いを優位にするために投げます。相手の足場を奪えば後退にも前進にも多少時間がかかりますので、その間に仕留めるという寸法です。エイムが苦手な人には特におすすめです。投げ方は索敵の時と変わりません。とにかく敵の位置を把握してむやみに投げないことが重要です。

ジェッカスは攻撃を1.1積めば、メイン1発+クイボ直撃で防御0の敵を倒せるので、相手に移動する時間を与えることなく倒すことができます。巷ではクイコンなどと呼ばれています。参考動画(ニコニコ),参考動画その2(ニコニコ)
ジェッカス使いたい人は特に見てみてください。カッコいいです。

とどめに使うとき

逆に、止めに投げる場合はまた2通りに分かれます。最初からクイボを使う予定だった場合と、エイムがずれたためクイボを用いる場合です。

最初からクイボを使うのはバケツ・カーボンが代表的でしょう。メインのヒットを確認したのちにクイボを投げるあれは避けようありません。他にも至近距離でリッターのメインを当てたが、チャージ不足だった場合などもこれを頭に入れておくと対処しやすいです。

このときは、メインを当てた場所に素早く投げつければ大丈夫です。爆風の範囲が広いので大抵の場合それで倒せます。どちらかというとすぐ投げることの方に注意を向けましょう。遅れれば遅れるほど倒しにくくなります。

さて、後者の場合です。これは、メインを後一発当てれば倒せる……! っていうときに投げるボムです。エイムがずれたと思った瞬間、相手の足元に投げつけます。足元、というのがミソです。瀕死の相手に直撃を狙う必要はありませんので、確実かつ高速にダメージを与えられる足元に投げつけます。倒しそびれても、相手の機動力を奪えるのでエイムを合わせやすくなります。

この投げ方は、スプラシューターやプロモデラーPGなどの近距離で撃ち合いをするブキを持つ場合はしっかり抑えておきたいですね。一番難しいのは意識の切り替えです。いつでもクイボを選択肢に持てるようになると、同格からちょい格上相手との撃ち合いでは勝ちか相打ちを取ることができます。

クイボだけでキルを取る

また、リッターがやるとクイボリッターと揶揄されることも多いですが、クイボだけでキルを取ることも可能です。そのことについて少し解説します。

クイボだけでキルを取る場合、2発で倒すには直撃を少なくとも1回は取る必要があります。攻撃を積んでいなくても、足場ダメを利用することで中当たり+直撃で倒すことが可能です。

まず、至近距離の敵を倒す場合。基本として相手の背後から投げつけます。正面から行くと2発目を投げる前に死にます。その際にイカ状態で小ジャンプしてから投げつけると気持ち直撃が取りやすいです。

1発目を投げた後、少し間をおいて、また背後をとるように2発目をなげます。少し待つことで、相手のイカ状態がクイボのインクの影響で解除され、直撃を当てやすくなります。これで倒せない場合は大人しく引きましょう。追ってきたらクイボをぶつけてあげればいいです。

スプラシューターなどでは、ボム飛距離アップのギアを積むことでメインよりもクイボの方が広範囲に届くようになります。そこで、メインが届かない距離にいる敵をクイボ2発で倒すことを考えましょう。なお、この場合は連続してクイボを投げるので、攻撃を積むことを強くお勧めします。

まあこれに関しては、狙いを定めて投げるしかありません。なるべく地面と平行に飛ばすと良いです。こうすると飛距離は山なりのときに比べて落ちますが、着弾までのラグが減るので当てやすくなります。

基本的にはチャージャーや射程68勢(デュアル、96、プライム)、よそ見しているスピナーを狩る目的で投げることが多いです。成功率は練習度合いによって変わりますが、立体的(特に下から上)に投げなくてはいけない場合は基本的に難しいです。逆にホッケやキンメなどの平面に広い場所でならわりかし当てやすいと思います。

四つ目は一番難しい投げ方です。支援は味方の戦闘のアシストを行うために投げるクイボで、妨害は相手の行動を制限・誘導するために使うものです。ここら辺の投げ方を使いこなせるようになると、他のボムよりも使い勝手の良いサブになるかと思います。

支援は敵にクイボをぶつけるのが一番ですが、場合によってはそれができない場合もあるでしょう。そういうときのことを想定して書いていきます。

よくある使い方の一つが、味方の足場を塗ってあげるためのボムですね。自分が移動するときに使うあれを味方にやります。特にブラスターやチャー、インクがカツカツなブキなどは足を取られやすいので、よく見るといいと思います。

ブラスターとクイボは相性がいいので、ブラスターを活かすことで、自分も動きやすくなります。相乗効果ですね。

他には、味方が射程で勝っているなら相手の詰め寄る道をクイボで潰したり、味方が引くために後方を塗ったりします。瞬時にある程度の塗りを確保できるクイボだからできる支援だといえます。一瞬で投げ終わるのでメインで牽制しながら支援、みたいなこともできます。

妨害に関しては、敵の行動を制限するのがメインの動きになります。とはいうものの、このクイボの投げ方は場面場面によって大きく異なるのであまり一般的な説明はできません。

一番強いのは相手の行う行動が2通り考えられるときに行う誘導です。そのうちの1通りの行動をとった時に現れる場所にクイボを投げつけます。そこにいれば相手は調子を乱されるので一旦立ち止まりますし、いなければクイボの音で判定できるので相手の行動が絞れます。このやり取りを2度程度行えばかなり優位な立ち位置を取れると思います。もちろん1度だけでも戦局はかなり好転しますが。

具体例を挙げます。手負いの敵と少し離れた場所で遭遇したときを考えましょう。この距離は、相手のブキの射程外かつ、自分のブキの射程内だとします。この場合、敵の取りうる行動は2つあります。1つは相打ち覚悟で突っ込んでくるパターン、もう1つは距離を取って安全を確保するパターンです。

今回はこの相手を倒したいとしましょう。そうすると射程外に逃げられるのがあまりされたくない行動ですね。なので、先に相手の後方に向けてクイボを投げておきます。その後相手の射程に入らないようにしながらメインを打ち続けます。

相手がクイボを見る前に下がる選択をしていればクイボの爆風をもらい倒れますし、倒れないにしてもこちらが距離を詰める時間は取れます。詰めてくればメインで倒すだけです。とても簡単ですね。

ここで、クイボを先に投げたことで、逃げられることは考えなくていいことがかなりの利点です。相手の動きが何であれ、こちらは距離を詰めつつメインを撃つだけでいいので、射撃に集中できます。また他の敵からの奇襲の方に意識を配ることも可能になります。

クイボを使った妨害は、相手の選択肢を狭めることが目的となることがほとんどです。クイックボムは地面に触れたら爆発するという性質により、他のボムよりも選択肢を即時に潰せるので、戦闘時の読み合いを強くすることができます。

さて、いかがでしたでしょうか。他にも様々な技術がありますが、とりあえず代表的なものを一通り挙げてみました。

クイボの使い方は色々ありますが、一つ注意してほしいことがあります。それは、クイックボムはメインのアシストとして使わないと強くないという点です。

クイボでできることというのは、射程外への攻撃などを除けばメインで可能なことがほとんどです。なので、基本的にはメインだけでは対応しきれない場面でクイボを投げる、メインだけだと時間のかかる場合にクイボを投げるということになります。

そのような場面以外で何も考えずにクイボを投げるのは、インクを無駄にしているのと同義なのであまり強い行動ではありません。クイボは万能ですが、あくまでメインで届かない部分の補助を担当している、という意識が大事です。

そんな感じで投げ方の方はおしまいです。

クイボの倒し方

それでは、今度は逆にクイボ持ちの敵と対面したらどうしたらいいか、ということについても書いていきます。こちらは自分がされたらいやだなあと思うことを書くので、あまり参考にはならないかもです。

まずクイボ投げる人が嫌いなものについて。

これは間違いなく防御、ポイズン、シールドです。この順で嫌度が高いです。防御はたくさん積まれると確定数がずれたりクイボを投げてもメインを当てる回数が変わらなかったりするので本当にキツいです。撃ち負けると大抵相手が防御を積んでいて、ああああああってなります。

ポイズンも言わずもがなって感じですね。クイボ1発に80%もかかっていたらまともに戦えません。シールドは展開される前に敵を抜けたりするのでそこまで嫌いではないですが、やはり突破するのは他のボムに比べると厳しいです。

クイボでやられたくない人は本当に防御をお勧めします。また、ボムサーチは最強のメタですが、これを採用する理由はさすがにないかなと思います。ガチマッチでもほとんど見かけません。

次にされると嫌な行動について。

着実に前線を上げられると辛いです。なぜなら、クイックボムは乱戦の中でこそ強さを発揮するサブだからです。そういう意味でもシールドの相手は苦手ですね。

また、こちらのインクを踏んでくれない人も苦手です。少しダメージをもらった人に対する追撃がとても上手なサブなので、そもそも手負いにならない人をクイボで狩るのは少し難しくなります。

逆にこららのことをしない人はカモにできます。クイボ持ちにばっかやられるなあって思う方は、少し慎重に攻めてみるとデスが減るかもしれません。

さて、文字ばっかりですいませんでしたが、とりあえずこんな感じです。お読みいただきありがとうございます。一人でも多くの人が上手いクイボの投げ方を習得してくれたら最高です。

最後に宣伝なのですが、実はクイボは対ゾンステとしてかなり優秀だと考えています。ゾンステはその性格上盤面を荒らすことが多く、さらに防御・安全シューズをつけていないので、クイボでの処理がかなり楽です。

昨日の野良ガチマッチのヒラメエリアにて、ゾンステ4(ダイナモテスラ、ダイナモ、スシコラ、ノヴァネオ)とかいう野良だと辛いチームに遭遇したのですが、このときもジェッカスで13-4の好成績で勝ちを収めることができました。

というわけですので、昨今のゾンステ環境に飽き飽きしている皆さんは、クイボブキで潜ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人
masutech16

16の数理・計算科学系です。ゲームプログラム、サーバーサイド、競プロなどに手を出しています。

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