この記事はアドベントカレンダー2020 22日目の記事です。
こんにちは、情報工学系B2のぼんしです。
皆さんは趣味はお持ちでしょうか。
僕は割と無趣味な人間なので、普段は課題をやるか勉強するか寝ていることが多いです。
趣味というのはコンテンツ力に直結するものですが、コンテンツ力の塊がそこら中に跋扈している弊学において無趣味というのはかなり辛いものがありますね。
今日はコンテンツ力で困っている皆さんのために、誰でも簡単にできる趣味(?)として燻製を紹介します。
燻製とは
燻製を知らない人はいないと思いますが、一応定義を見ておきましょう。
燻製または薫製(くんせい)は、食材を燻煙(後述)することで保存性を高めると共に特有の風味を付加した保存食、またその調理法である。調理法はスモーク (smoke) ともいう。(Wikipediaより引用)
歴史的には保存性を高める、という目的が大きかったようですが、現代においては単に風味を付けるという意味合いの方が強い感じがしますね。
燻製に用いられる食材は様々で、ベーコンやチーズやナッツなどが定番といったところでしょうか。↓イメージ
とてもおいしそうですね。
ここまで本格的にやるには色々と道具を集めなければなりませんが、今日紹介するゆるふわ燻製は燻製チップと網さえ買えば何とかなります。
今日は卵を使って燻製卵を作ろうと思います。
必要なもの
必要なものを以下に書きます。
- 卵:6個くらい
- 燻製チップ
- 大きめの鍋
- 燻製用の網 (こういうの)
- ジップロックなど(なくても何とかなる)
- しょう油
- 酒
- みりん
- 砂糖
鍋は普段使っているものでOKです。
燻製チップは買おうと思えばすぐ買えます。AMAZONでも手に入りますし、なんと100円ショップ(Seria)でも売っているみたいです。↓画像
それぞれ百円で買えました。燻製-friendlyな時代ですね。
写真から分かる通り、燻製チップには種類があります。
それぞれ特徴があるらしいのですが、僕はまだ修行が足りないため詳しく分かりません。
まあ、迷ったらとりあえず桜チップを買っておくと良いと思います。
しょう油、酒、みりん、砂糖は卵の味付けに使うのですが、味付けはなんでもOKです。
めんつゆで味付けしても良いですし、焼き肉のたれで味付けする人もいるみたいです。
それでは、実際に燻製卵を作っていきましょう!
ゆで卵を作る
まずはゆで卵を作ります。
この写真はあまりに面白みが無さ過ぎて載せようか迷いましたが、ゆで卵を知らない人のために載せておきました。
おすすめの茹で時間は、水が沸騰してから卵を入れて6分です。良い感じに半熟卵になります。
ただし、あまりに火が通っていないと殻を剥く時に卵が自己崩壊を始めて大変なことになるので十分注意してください。
殻を剥くのが苦手な方は、茹でる前に予め卵の殻に針などで穴を開けておくと良いらしいです。
ただ、卵の殻に穴を開けるという行為は想像以上に難しいので怪我をしないように注意してください。
6分経ったら殻を剥きます。(実際は6分半くらい茹でていました)
この写真もゆで卵を知らない人のために載せておきました。
若干剥くのに失敗していますが味は変わらないので気にしない方向でお願いします。
卵を漬ける
ゆで卵ができたら卵を漬けだれに漬けます。
漬けだれの作り方は適当なのですが、しょう油40cc、みりん60cc、酒100ccくらいを混ぜるとそれっぽくなります。
後はお好みでにんにくや生姜を入れたり、味の素を入れたりしてみてもいいと思います。
先述の通り焼き肉のたれでお茶を濁しても良いでしょう。
漬けだれができたらジップロックに卵と漬けだれを入れて冷蔵庫などで寝かせます。
ジップロックが無ければボウルなどに卵を入れて漬けても良いと思います。
余裕があったら数時間おきに揉んだり動かしたりするとムラなく漬けることができます。
漬ける時間は一晩から数日くらいが良いと思います。
今回は20時間くらい漬けました。
いざ燻製
一晩経ったので卵を取り出します。
漬かっていない部分が白くなっていて斑模様みたいになってしまいましたが、かわいいのでセーフということにします。
表面に水分が残っていると燻製の風味がうまく付かないので、キッチンペーパーなどで軽く拭きます。
十分に水分が取れたら、鍋に網を置いてその上に卵を並べます。
燻製チップは鍋の底に置きます。写真ではアルミの上に置いていますが無くても大丈夫です。
ここからは火を使うので火事に十分注意してください。そして換気扇を回しましょう。
蓋をして強火にかけ、煙が出てきたら弱火にします。
煙は少しずつしか出ないので煙が出ているかどうか分からなかったら、とりあえず蓋をしてしましましょう。
燻す時間は、これも適当なのですが30分以上ならどれくらいでもいいと思います。
ただし、ずっと火を付けていると黄身まで熱が通り、完熟卵になってしまうので30分で火は止めて蓋は取らずに冷ましながら燻すと良いです。
十分に燻したと思ったら蓋を取ります。燻製中はほとんど煙が出ていないように見えても、蓋を開けると結構煙が上がってきて驚くと思います。
まだ鍋や卵は熱を持っているかもしれないので、いきなり鷲掴みしたりすると危険です。
また、アチアチの燻製卵は食べてもアチアチで味が分からなくなりがちなので、時間をおいてアラネツゥを取ることをお勧めします。
そんなこんなで出来上がった燻製卵がこちら↓
形は崩れていますが割といい感じの色に仕上がったのではないでしょうか。
本当はここで、断面の写真を撮って半熟の黄身がとろ~りするアレを見せたかったのですが、茹で時間が長かったせいか、かなりしっかりめに黄身が固まってしまっていたのでやめました。
今回はクルミのチップを使ったのですが、クルミはかなり癖が少なく食べやすい印象でした。初見の人にはお勧めかもしれません。
ただ、燻製らしさは桜チップの風味の方が上だと思うので個人的には桜チップをおすすめしたいところです。
おわりに
今日紹介した燻製のやり方は僕の我流がかなり強いです。王道ではないということを念頭に実践して頂けると良いと思います。
また、火事には十分気を付けてください。実践する際は自己責任でお願いします。
燻製は思ったより手軽に出来ますし、相手によっては話のネタになるのでおすすめです。
特に中年のオジサン相手の場合はかなり興味を持って話を聞いてくれる場合が多いです。(経験則)
ただし、合コン等で若い女性相手にいきなり燻製の話題を持ち出しても異常者のレッテルを張られてしまう可能性があるので、TPOを弁えて話のネタにしましょう。
もし、燻製を実践した人がいたら、 #traP1smoke 等のタグを付けてツイートしてください。気づいたらいいねを押しに行きます。
明日の担当者は@tenyaさんです。お楽しみに!