この記事は新歓ブログリレー21 5日目の記事です。
19Bのmazreanです。
普段はSysAd班[1]という部内サービスの運用・開発を行っている班でanke-toというサービスの開発をしています。
この記事ではtraPでの活動とは関係なく(おい)百合漫画の布教を行っていきたいと思います。
過去の百合漫画の勧めは↓


おすすめ
百合漫画の勧めⅠ、Ⅱでさんざん百合漫画の良さについては書いているので早速布教していきます。
百合漫画の勧めで紹介した作品は省いているため、新しい作品が多めとなっています。
君と綴るうたかた
あらすじ
人との接点を避けて生きている女子高生・星川雫は、誰にも見せずに執筆していた小説をクラスメイトの朝香夏織に見られてしまう。作品を嘲笑されると怯える雫だったが、小説を読んだ夏織からは全く予想していない感想が飛び出してきて…。物語を通してつながる少女二人の、甘く切ないひと夏だけの恋人ごっこ
感想
今年1月18日に1巻が発売された作品です。
作者が「イケメンすぎです紫葵先パイ! 」のゆあま先生ということもあり、重い感じのあらすじでも「甘いイチャイチャが始まるのだろうなぁ」などと思っていたのですが、考えが甘かったです。
結構重めな話で少なくとも1巻の間は読めば読むほど心が沈んでいきます。
ここから2人の関係がどう変化していくのか非常に楽しみです。
また、これはこの作品に限った話ではないのですが、最近百合姫コミックスの漫画の表紙が以前より作品にあった良いものになっている気がしています。
自分はこの傾向が続いてくれると嬉しいと思っていたます。
私を喰べたい、ひとでなし
あらすじ
「私は君を喰べに来ました。」
突然現れた人魚の少女・汐莉は
海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取り
そう優しく語りかける。妖怪を惹きつける特別に美味しい
血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、
成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、
そして、
すべてを喰らい尽くす。遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、
比名子の胸に渦巻く想いは――。「このひとなら私を――…」
感想
今年2月27日に発売された作品です。
感想は「綺麗」の一言に尽きます。
まず、キャラクターが非常に綺麗です。
汐莉は海の美しさと引きずり込まれて帰ることができなくなりそうな暗さを連想させるのに対し、比名子は今にもいなくなってしまいそうな儚さがあります。
どちらも系統の違う綺麗さなのですが、どちらも見ている側が引き込まれる魅力があります。
また、舞台が非常に良いです。
海辺の町が舞台ですが、この海が暗く深いどこか怖い海となっています。
この海が汐莉と比名子の歪で不穏な関係をより際立たせています。
これらの組み合わせが非常に綺麗で読んでいると自然と話しに引き込まれます。
自分の中で、今一番先が楽しみな作品です。
恋する狼とミルフィーユ
あらすじ
過去に《狼女》と呼ばれていた女子高生・蘇芳麻綾はいつもどおりの日常を送っていた。
もう非日常は欲しがらない…そう決めていた麻綾だったが、突如《赤ずきん》と《狼》の戦いに巻き込まれてしまう。
麻綾の口角は上がっていた。「策はある。手段もある。
それなのにここで終わりなんて、そんなもったいないこと
私が、許さない。」狼が恋するダークメルヘンアクション、開演。
感想
昨年9月26日に1巻が発売された作品です。
麻綾とケモミミ少女(?)アカネがいちゃいちゃしつつ、血液ドバドバ流しながら互いに守りあい敵に立ち向かっていくお話です。
いろいろてんこ盛りですが事実なので仕方がない…
赤ずきんがテーマとなっていて、頭巾とか血液とか血液とか血液とかの赤が印象に残ります。
また、バトルまでの展開が少年漫画を思わせるようなものが多いのですが、(少なくとも自分の汁範囲で)少年漫画と百合漫画をかけ合わせた作品は非常に珍しく、新鮮に感じました。
麻綾の正体など謎が多く、ここから先どのような展開となるのか楽しみです。
彼女のイデア
あらすじ(1巻)
私を好きなあなたは、私が好きなあなたじゃない
自分に自信が持てない女子高生ファン×同級生トップ女優の歪(いびつ)なカンケイ
中学2年生の冬。街で見かけたポスターに写った黒髪の少女・名雪澄花に一目ぼれをして、
以来憧れの存在として彼女の追っかけをしていた日向いと。けれど高校生になったある日、
澄花と出会い、自分を支えてくれていた理想の澄花との乖離にショックを受けたいとは…「私が あなたを 作ってあげる」
感想
今年1月に完結した作品です。
女優である澄香をファンとして好きだった高校生のいとが本来の澄香を受け入れ好きになっていくまでがイデア論と関連付けて描かれた作品です。
澄香といとの関係の変化の中での心の揺れ動きが綺麗に描かれており、非常に百合らしい漫画だと思います。
Comic Wakerなどで無期限で全話無料掲載されるそうなので少しでも面白そうと思った方はぜひ読んでみてください。
まとめ
今年もかなり先が楽しみな百合漫画が多く発売されています。
この記事で百合漫画に興味をもってくださる方が1人でもいれば嬉しいです。