はじめに
どうも、ブログリレー33日目担当のSechiです。
サウンド班所属ですが曲を作らずにボイロに歌わせる動画を作ってニコニコに投稿しています。最初はボイロに歌わせる話を書こうかと思っていたのですが、めんどくさい無限にわかりやすい先駆者様がいるのでそちらにお任せします。
なので話すことがないので3月頭に一泊二日で行ってきた倉吉のお話でもすることにしました。
この記事は私の備忘録としての側面が強いです。(免罪符)
なお、偉大な先駆者様の動画はこちらです。みんなもボイロ買って動画作って。
ひなビタ♪と倉吉市
あらすじ
世にある全ての楽曲には、作られた物語があり、想いがある。
その物語や想いがどう育まれ、曲に繋がっていくのか
リアルタイムに楽しむ事ができたなら――。ひなビタ♪はそういった物語を通して楽曲が完成するまでの過程を楽しむ新しい形のキャラクターバンドコンテンツです。
テーマは「地域活性化」
ある地方都市のひなびた商店街に生まれたまり花、一舞、咲子、めう、凛の5人。
彼女達は、ショッピングセンターが出来てしまったことで自分達の住む商店街が
最近元気が全く無くなってしまった事を憂い、バンドを結成し、音楽の力で商店街に活気を戻そうと考えます。
やがて、隣町にも大きな商業施設も建設され、強力なライバルも出現します。
かつての町おこしの失敗、商店街内部の対立、親が託した熱い思い、地方創生における複雑な事情…
そんな街と人にまつわる様々な出来事と、彼女達の奮闘を音楽と共に紡いでいきます。
ひなビタ♪はKONAMIによるメディアミックス企画で、facebookやラジオなどでバックストーリーをリアルタイムに配信しながら各キャラクターの曲を提供していくという形式を取っています。
舞台となっている倉野川市は鳥取県倉吉市がモデルであり、2016年に倉野川市と倉吉市の姉妹都市連携が結ばれました。なお、実在のまちと架空のまちによる姉妹都市提携は全国でも初の取り組みだそうです。
音ゲーをはじめ、ひなビタ♪を知ってから4年、ついに機会ができたので倉吉に行ってきました。

倉吉旅行 一日目
下調べは面倒だったので一切せず行ったのですが、倉吉城壁土蔵群観光案内所でひなビタ♪キャラクターによる音声ガイドを借りることができたので路頭に迷うことにはならなかったです。下調べしていない(2回目)ので歴史的な背景を逐一教えてくれるのは助かりました。歴史ある街に歴史を知らずに行くのはどうなのか
一日目は基本的に音声ガイドの導くままに歩くことになります。また、できれば全部紹介したいのですが写真が300枚ぐらいある程度には充実していたのでかいつまんで紹介することになります。
打吹回廊


倉吉駅から倉吉中心部へ向かうバスに乗ると個々の目の前にたどり着きます。2019年7月にできたばかりで土産物屋、喫茶店、展望台、カフェを備える複合施設です。地上15mの展望台からは倉吉の街並みを見渡すことができます。(写真撮ったつもりで保存されてませんでした)

土産物屋には心菜の等身大パネルがありました。ここで調べたところ、この等身大パネルは倉吉のさまざまなお店に展示されているようで、合計で50枚もあるそうです。

朝7時の飛行機に乗るために徹夜していたので喫茶店で休憩しました。徹夜麻雀で時間つぶす予定がKanaguの4時間遅刻によって無くなったのは別の話
コーヒーは好きなんですが舌が馬鹿なのでおいしいかおいしくないかぐらいしかわからないんですよね。ここのは飲みやすくておいしかったです。
倉吉白壁土蔵群


白壁土蔵群は室町時代には城下町、江戸時代には陣屋町として栄えました。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれており、食べ歩きや体験が楽しめます。雨には雨の風情がありますが、やっぱり晴れていてほしかったですね。右手に見えるのは「おやすみ処 よね」というワンコインランチのみを提供する食堂です。行きたかったのですが無くなり次第終了ということで、2日とも食べられませんでした。
倉吉線鉄道記念館

建物外観を撮り忘れました。なので写真は記念館横に展示されている当時実際に走っていた蒸気機関車です。
この鉄道記念館は旧国鉄倉吉線打吹駅跡地に位置しています。倉吉線は1912年に山陰本線の上井駅(現在の倉吉駅)と倉吉町(現在の倉吉市)の市街地である打吹を結ぶために開業し、1985年にバス、自家用車の発展に伴い廃止になりました。廃線跡は竹林の中に伸びており、トレッキングをすることが可能です。さすがにそんな時間はないし雨も降っていたので今回はあきらめました。

この記念館、職員はおらず勝手に入っていいみたいです。こういう掲示を見ると田舎みを感じますよね。

中にはめうめうがいます。
当時の貴重な写真が多数展示されているのですが、如何せん鉄道にまったく興味がないのでよくわからないというのが本音です。
赤瓦一号館

かつて醤油屋のもろみ工場だった赤瓦一号館では土産を売っています。



よくわからない人形とフィギュアも展示されているほか、声優さんのサインも飾っています。

いぶぶとりんりん先生がいます。カタルシスの月、高校の文化祭で演奏したけどもうギター弾けないなあ...
ART&CRAFT OAKLAND

1989年建設の古民家を改造したアンティークショップです。ヨーロッパから輸入されたシャンデリアやステンドグラスなどが日本の伝統建築と不思議とマッチしていました。


さすがに高い商品ばっかりでしたが、このフクロウの写真立てが気に入ったので購入しました。私の家で琴葉姉妹が使っています。
りんりん屋

ここも外観がありません。土産物屋兼喫茶店です。

圧倒的存在感を放つちくわソフト、食べました。ひなビタ♪では喫茶店シャノワールにて提供される「ちくわパフェ」なる名物があるのですが、倉吉ではイベントの時以外はこれが売られているみたいです。
コメント欄でご指摘の通り、食べられるお店があるそうです。申し訳ありません。
食べた感想なのですが、決してちくわとソフトクリームが調和することはなく、ただ口の中で「ちくわ」と「ソフトクリーム」として悠然と存在し続ける謎の食べ物でした。
弁天参道


オタクがよくやるアレをやってみたくなったんです。
円形劇場くらよしフィギュアミュージアム

倉吉市内にフィギュア工場を持つグッドスマイルカンパニーの協力の下、旧明倫小学校を改装した施設です。ユニークな構造を取っていますが、戦後にはこういう円形の小学校がよく建てられたそうです。屋上にも行けるのですが、曇っていたため打吹山をまじかに臨める以外は何とも言えない光景でした。

教室は円柱を1/6に分割した構造を取っており、一部は当時を再現して展示されています。


残念ながらフィギュアにはそんなに興味がないのでほどほどに見ながらひなビタ♪のブースに来ました。ラフ画や楽器、パネル等が展示されています。ちくわパフェだよ☆CKPのラフ画がすごい好きでした(載せないけど)
夕刻~夜

そのあと観光案内所へ音声ガイドを返却し帰りのバスに乗って宿へ向かおうとしたのですが、乗るバスを間違えていたことに気づき、駅まで40分を歩くことになりました。くそ重いスーツケースを転がしながら倉吉駅にたどり着き、一駅先の松崎駅にある宿に泊まりました。東郷温泉をひいている大浴場は貸し切り状態で、温泉入って飯食って泥のように寝ました。(google fitを見たらこの日の純粋な徒歩移動時間は352分でした。)
倉吉旅行 二日目
ぱにーに 湯梨浜店


ここも外観がありません。時間を合わせたつもりなのに電車を逃したので来ました。足湯に入りながら楽しめる喫茶店です。目の前には東郷池が広がり、晴れていれば素晴らしい景色が見られると思います。残念ながら雨なので泳ぐ鴨を眺めながらドリンクバーのコーヒーとケーキを楽しみました。
羽衣池&打吹山



【打吹天女伝説】
昔、一人の男が池の浅瀬で美しい天女が一人水浴びをしているのを発見しました。男は天女に恋をし、近くに脱いであった衣を隠してしましました。天に帰れない天女は男の女房になり、二人の子を授かりました。
そんなある日、天女は羽衣を見つけ自分の体に羽衣をはおってみると、今まであった親子の愛情はたちまちうすれ、子ども達を地上に残したまま天界に飛んで行きました。二人の子ども達は大いに悲しみ、近くの小高い山(現在の打吹山)に登り、笛を吹き、太鼓を打ち鳴らし、母親に呼びかけました。しかし、母親の天女は二度と地上には帰って来ませんでした。
朝一で雨降ってるのに元ワンダーフォーゲル部の血が無駄に騒いで打吹山に上りました。当然泥まみれになりました。


山の下にある打吹公園内には小さな動物園があります。
関金温泉



泥だらけ汗だらけになったので倉吉からバスで20分ほど行ったところにある関金温泉に来ました。寝転んで入れるお風呂とサウナを往復してました。サウナ大好き。

瓶のコーラって普通のやつよりうまいですよね。(小並感)
米澤たい焼店

「マツコの知らない世界」でも紹介された、地元民にも愛されるたい焼き屋さんです。関金温泉にいった時点でお昼が食べられなくなってとても空腹だったのでたい焼きと大判焼きを買いました。


目の前で一匹ずつ焼いて提供してくれます。生地が薄いのにもちもちでおいしかったです。登山で疲れて温泉に入った体に染み渡るあんこの甘さ...最高ですわ。
浜市

夜行バスが鳥取駅前発なので鳥取市内に移動しました。晩御飯は商店街にあった普通の食堂です。後で知ったのですが、魚がおいしい店らしいです。そんなことは知らずに私は鶏を食べましたが。
この後は夜行バスに乗って大阪(実家)へ向かいました。めちゃくちゃ空いてたので椅子を限界まで倒して爆睡しました。
おわりに
こういう文章を書くのは初めてで面白い記事ではなかったと思いますが、倉吉はとても楽しい場所なので普通に観光地としてもおすすめです。ひなビタ♪に興味を持っていただいた方は、公式サイトにシーズン3までの物語がまとまっているのでどうぞ。
中国地方に行ったのは大山に登りに行った時ぐらいなので観光は初めてだったのですが、大阪で生まれ育った人間には新鮮な光景でした。

今度は晴れているときに行きたいですね。キャラクターの誕生日などにイベントもやっているみたいなのでそういう時がいいな。

お土産は打吹団子です。うまい。
明日の担当はliquid1224君です。私と違って真面目に曲を作る人です。動画作るほうが楽しいの許して。
金具はいつブログを投稿するんですか?
以下に見つけた等身大パネル全部載せようと思いましたが、サイズ指定がめんどくさいので止めました。